子育ては自分育てとはよく言ったもんだ

元来ダメ人間なアラフォー女がフルタイムで働きながら2児の母に。夫の転勤により第二子妊娠中のワンオペ生活、引越し、転院、転園、夫婦で転勤など激動の2017年を経て、少し強くなったかも?子育てしていると気づかされる、自分のダメな習慣や育った環境のいいとこ悪いとこ。もうアラフォーだけど子育てを機にもっと良い習慣を身に着けたい。

一日一回は、集中する時間を

10月の頭ごろ、些細なきっかけでちょっと考えさせられたことがありました。

長女の保育園で各児童一枚ずつ画用紙が配られました。
11月頭の運動会の会場に飾る旗を、家庭で制作してほしいとのこと。

テーマや表現方法の縛りはなく、絵を描くなり、シールや色紙を貼るなり、手形を取るなり、自由に画用紙を両面装飾してくださいとのことでした。

提出期限は一週間後。その週の週末は外出する予定などが詰まっていて、ゆっくり制作する時間がとれなかったため、平日の帰宅後に作業して完成させなければなりませんで

した。

提出期限の日の前日夕方と翌朝に合計3時間くらいかけて、なんとか完成しました。
お題も描き方も全く自由、といわれると却って困ってしまうのですが、長女が好きなアイスクリームやカップケーキをモチーフに、家にあった折り紙や包装紙を貼ったり、クレヨンで色を付けたりして作りました。

普段、保育園から帰宅後の時間帯は、夕飯の準備、次女のお風呂&授乳&寝かしつけなどで一日で一番バタバタするので、制作作業日は夫が早く帰ってこられる日に決め、日中に夕飯準備をすべて済ませておくなどして、なるべく多く長女と一緒に作業できる時間を確保できるよう努めました。

長女は、家でお絵かきをしていてもすぐ飽きることが多く、雑誌の付録などを作るときも途中で投げ出して私に「やって~」となることもあったので、やる気になるか不安だったのですが、すごく乗り気で、ずっと集中していました。
「ここにアイスクリーム作ってみようか」と、簡単な作り方を口頭で説明してみると「やりたい!」と言って、作り始めると「この色でも作る!」「次はここにこれを貼る!」などどんどんアイデアが出てきて、当初想定していたよりずっと凝った旗ができました。

一緒に手を動かして作っていて私も楽しかったし、娘のハサミの使い方や糊の貼り方が上達していてきれいにできていることに感心しました。

いつもは帰宅早々「なんか食べたい~」とおやつを食べて、その後私が夕飯準備や次女のお風呂などをしている間、一人で録画のアンパンマンを観ていることが多いのですが、この晩はおやつも食べず、テレビを何も見ないで過ごすことができました。

ああ、こういう時間をもっと作らなきゃなあ、と私は痛感しました。
何か手仕事をしながら、数分間でもスッと没頭する時間。
お勉強っぽいことじゃなくても、
お絵かきでも、粘土でも、楽器でも、料理でもなんでもいいと思うのですが。

長女の場合は、1歳半ごろから料理を一緒によく作っていたのですが、ここのところ、次女が生まれてからは特に、私自身に体力的余裕がなく、邪魔されたくないという思いから一緒に夕飯準備する機会が減っていて、テレビを1時間くらい見せていることが多くなっていました。(テレビが悪いとは思いませんが)


長女はあまり旗作るのやる気おきないだろうし集中できないだろう、とたかをくくっていたことも反省。
まだ3歳になったばかりで好き嫌いのバイアスが強くかかっていないので、うまく働きかければ、いろんなことに興味持つんだなーと思いました。

 

子どもたちが小学生以上になったとき、平日の夕方~夜どんなふうに過ごすかとか、どんな学習習慣を身に着けてほしいかとか、思いを巡らすことが最近多くなってきています。

未就学児の今のうちに、毎日決まった時間に集中して何かやる習慣をつけておくと、学校入ってから自学自習の習慣も付きやすいかなと思うので、
いままでよりももうちょっとだけ意識して、子どもたちに働きかけていきたいと思っています。