結局親が好きなものを好きになる?
長女の学びについては相変わらず日々悩んでいます。
毎週土曜に何か習い事をさせたいと思っていて、体験に行ったりもしているのですが、いまいち一つに決められずにいます。
塾も好きじゃないし、習い事・けいこ事という言い方もいまいち好きじゃないのですが、家では体験できない(私や夫では教えられない)何か趣味を持ってもらいたいと思います。
音楽、語学、運動、踊り、アート、自然体験 などなど やってみてもらいたいことは山ほどあります。
共働きで平日はムリだから、土日だけしか、現実的には土曜に一つくらいしかできないし
未就学児の、まだどんなものでもどんどん吸収できる時期は今しかないので、慎重に選ばなければと思ってしまうのですが。
どれかを親が選んでやらせるにしても、
子どもが興味を持ってやりたいと言うものをやらせるにしても、
それを学びと意識しないくらい身近なものとして身につけるような環境を用意するにしろ、
「親の主観」ってどうしても反映されてしまうんですよね。
あまり自分の価値観を子どもに押し付けたくないと思いつつ、
趣味や学習の話だけじゃなくて、生活のあらゆるところで子どもに向けて親がやっていることは
「自分たちが好きなものを子どもにも好きになってもらいたい」
もしくは
「自分ができなかったことを子どもにはできるようになってもらいたい」。
という気もちがこもってしまうなあと。
うちより大きい子がいる友人たちの家庭を見てみても
親子で同じスポーツを楽しんでいる家もあれば
家族全員音楽やってるとか 家族全員慶應とか
結局親が好きなものを子どもは好きになってるパターンが多いなあと。
夫婦ともに美術館の学芸員という家の息子君は 1歳くらいから美術館連れまわされてたくさん美術に触れているので、5歳の今は自分で著名画家の画集を引っ張り出して日々模写してたり。
もうそれってしょうがないことなんでしょうね。
本人が「押しつけられて嫌だった」と感じないように気を付けていればいいのかな、と思うようになってきました。
朝食は和食派か、パン派か もそうだし
テレビを子供に見せるか見せないか もそうだし
真似してほしくないところが似てきちゃったりとか。
もうきりがないですよね。
日本人に生まれたくなかったと思われても、生まれてきたら受け入れるしかないですし。
生まれてきてから「なんでも選ぶ自由」なんてないし この世に完全なる平等なんてないんだって感じますね。