音読を聞けるのは、TOの特権?
小2の子が国語で習ってくる単元が、急にすごく長い文になったので毎日の宿題で出る音読を聞くのが苦痛になってきた・・・
という話を先日Twitterでぼやいたら、るる山さん、たかなおさんなどもっと大きい子がいる自分軸手帳部員のフォロワーさんから
「これからもっと長くなるし音読聞くの大変になりますよ。」とのコメントをいただきました。
これまで、朝学校行く前にささっと済ませる(私も適当に家事や身支度しながら聞く)ことが多かったのですが、朝片手間にできる長さではなくなってきました。子どもも長くなって面倒くさがり気味に。。
このままでは子にとっても私にとっても音読が苦行になりかねません。あと何年かは続くのに。
これをもっと楽しい、Win-Winな時間に変えられないかとその後1週間ほど考えていました。
それと並行して、(急に話が飛びますが)先週私が推している某女性アイドルグループの「個別イベント」が開催されていました(私は行けなかったけど)。
CDや写真集買ったら、アイドルと話せたり一緒に写真撮れたりするやつです。
コロナ以前は握手会が主流でしたが、今は接触しないでチェキ会、サイン会、お話会、お絵描き会(似顔絵を描いてもらえる)、ゲーム(一緒にじゃんけんや簡単なゲームができる)など多種多様です。
オンラインサイン会、オンラインお話会(オンラインで30秒くらい話せる)なんてのもあります。
私も以前このような個別イベントに参加したことあります。
生のアイドル本人を間近で見られることにもちろん感動したのですが、
何よりも、好きなアイドルがこんなに若くて忙しい中、貴重な人生のうちの数十秒を私と話すだけのために使ってくれてる🌟
ということがなんだかとてもありがたく、嬉しかったです。
コロナ前に握手会に行ったことありますが、直接触れるとはいえ一瞬で終わる握手会より、もっと長い間交流できるお話し会の方が感動が大きかったです。
そこでふと閃いたのですが、
音読=推しアイドルが私だけのために開いてくれる朗読会
と捉えられないか?ということです。
子ども=アイドル 私=アイドルのヲタクしかもTO(トップオタ)
だと考えたらめちゃめちゃ楽しくなるかも。と思ったんです。
仮にウチの子が10年後アイドルになったとして(そんなことあり得ないけど)
ヲタクからしたら、推しが朗読するところを5分間独り占めして聴けるなんて機会があったらいくらかかるんだろう?
CD2枚買ってやっとオンラインで30秒話せるくらいなんだから、相当のVIPヲタクじゃないと無理ですよ。
そう閃いてから、音読の時間は仕事や家事の手を止めて
音読する長女をガン見するタイムにしてみていますが
これがなかなか良いです!
読んでいる表情や声がかわいいな〜と思っている間に時間が経ちます。
それに、今までながら聞きだったので教科書の中身をちゃんと見ていなかったのですが、
「こんな絵が描いてあるんだ」とか「こんな難しい漢字、もう習うんだ」とか学習の進捗も確認できるので一石二鳥です。
一度「うちの子=アイドル」「私=TOトップヲタ」
と捉えるようになると、
今聞いている音読も、家でしかやらないふざけた踊りも、毎日大量生産する工作や絵も、どれもめちゃくちゃ貴重なものに思えます。
ありがたみを前より感じるようになりました。
本格的なヲタクってすごいですよ。
自分の仕事や生活あるのに、全部のイベントに行って、毎日ブログにコメントして・・・を続けているのですから。
アイドル自身も、いつも来てくれるヲタク、TOのことはちゃんと認識しています。
約束しなくても必ず来てくれて、見守ってくれる。
どんな状態の自分でも応援してくれる人の存在ってすごく嬉しいと思うんですよね。
逆にそういう人が突然来なくなったり、別のメンバーの推しになってたりしたらちょっと気になる。
※兄弟姉妹のことばかり可愛がる=ヲタクが推し変する と捉えてこの気持ちを推測してみるのもありかも、
今度その視点で長女と次女の関わり方も気にしてみます。
一見、身を粉にして、自分の全てを捧げるような献身的で一方的な愛、に見えますけど、そうじゃない。
ヲタクはヲタクでいつでもやめる自由がある、けど好きだから自由意志で続けている。
(親は簡単にやめられない、そこは大きな違い。)
ヲタクのアイドルへの言葉の掛け方、これも参考になります。
一度、誰でもいいからアイドルのブログのコメント見てみてください。
ブログの内容にしっかり触れつつ、少し自分の意見も盛り込みつつ、
アイドルを全力で肯定し、励ますような言葉をかけています。
そして毎日コメントしてるから語彙のバリエーションも豊富。
自分のことばかりコメントで語っているヲタクはちょっとウザイ。
(7つの習慣でいう自叙伝的反応?)
この視点を持つようになってから、子供への声の掛け方の意識も変わりました。
ちょっと叱責するようなこと言ってしまった時なども
「ヲタクは推しに絶対こんなこと言わないよな・・・」
と反省するように。
私が興味ない、あまり好きになってほしいと思っていないTVや歌を好きになってハマってたりしても、
「今それが好きなんだね、どんなところが面白いの?」
と興味を示す(ふりをする)ことができたり。
子どものために自分の時間が奪われる、ではなくて
推し活のための時間を作る、という感覚です。
まだまだ試して数週間なのでどれだけ効果あるのか検証中ですが、
もし子どもの遊びや勉強に付き合うのめんどくさい〜と思っている方はぜひ一緒に試してみませんか?