子育ては自分育てとはよく言ったもんだ

元来ダメ人間なアラフォー女がフルタイムで働きながら2児の母に。夫の転勤により第二子妊娠中のワンオペ生活、引越し、転院、転園、夫婦で転勤など激動の2017年を経て、少し強くなったかも?子育てしていると気づかされる、自分のダメな習慣や育った環境のいいとこ悪いとこ。もうアラフォーだけど子育てを機にもっと良い習慣を身に着けたい。

「見ていたい景色」ブーム到来?

自分軸手帳部の美穂さんがご自身のブログで、1月初めの空いているスペースに、1年後の自分への手紙を書いたというお話を書かれてました。

jibunjikken.com

たくさんの部員さんから共感され、同じように書かれた方が増えているみたいです。

 

ここで紹介されている、「月末や年末に見ていたい景色」は、

私が毎月の目標のところで書いていたものが発端となっています。

今年の自分軸手帳部公式ミニブックにも取り上げていただきました。

 

手帳部Teamsの1年や月間の目標のチャンネルでも、たくさんの方が「1年後に見ていたい景色」「月末に見ていたい景色」を書いてくださっていて、とてもうれしいです。

 

この「見ていたい景色」を、私はいつごろから毎月の目標のところに書くようになったのかな、と気になって、2021年の手帳を見てみました。

すると、なんと、まだ手帳使い始めて間もない2021年の2月の目標ページにすでに登場していました!

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当時からいろいろな方からいいですね、と言われたりしていましたがしていましたが、真似する人は特に現れず、

2年近く経った今年の初めに、おそらくミニブックと、美穂さんの強烈な拡散力により一気にバズって広まった(笑)感じがしています。

 

実はこの「見ていたい景色」、

もともと私が仕事でよく使っていたやり方を取り入れているんです。

 

私は、日系BtoBメーカーのマーケティング部で働いているのですが、社内のいろいろな製品の担当者と一緒に、マーケティング戦略ブランディング戦略を考えるお手伝いをしています。

 

最近、日本のBtoBメーカーでも、
「モノだけ売っていてはダメだ」みたいな風潮になっていて、
私の会社でも、これまで特にやっておらず重視もされてこなかった”ブランディング”というものに、長い歴史のある製品なのに最近になって初めて着手するようなケースがよくあります。

 

私はそのような初めてブランディングを考える際の事業部会議に、社内のコンサル的な立場で入ることが多いのです。
大体プロジェクトの初めは、関係者全員にアンケートみたいなものを書いてもらい、それをもとにブランドとして守るべき大切なところとか、ミッション・ビジョン・バリューみたいなものを考えていきます。

 

ブランドビジョンに相当する
「(その製品で)どのような夢を叶えたいか」

「どのようなことをしたいか」

「社会をどのように変えたいか」

みたいなものを考えてもらうとき、皆さん回答に行き詰まることが多いんです。


目先の業務にとらわれずに、
世の中全体における自社の製品の役割などを踏まえて、
”目指したい方向”的なものを考えてほしいのに、なかなかそういう発想にならないんです。


皆さん結構、売り上げ目標やマーケットシェアのような現実的で数値的なものを考えがちなんですね(日系メーカー人間あるある)。

 

でもそういう時

「10年後に皆さんで見たい景色はどんなものですか?」

と聞くと結構いい答えが出てくるんです。

「10年後にありたい姿」でもいいんですが、

「見たい景色」だと、自社だけじゃなくて、業界や世の中がどう変わっていって欲しいかも含めて、

すんなりとイメージできることが多い気がしています。

 

 

こういった仕事での経験から、私もなんとなく月の目標に
「なりたい姿」ではなく
「見たい景色」と書くようになりました。

実際書かれた方からは「しっくりきた」という声が多く寄せられています。

 

このように、仕事で学んだ考え方を、手帳にも応用して実践していることって、これまでも私は意外とあったかもなーと思っています。

 

習慣化リストなどの目標の立て方が、細かく具体的でたまに驚かれるのですが、
仕事でしょっちゅうKPIを問われてるせいかな…と思ったり笑

 

今年は逆に、手帳で培った振り返りの習慣を、仕事にも応用していきたいです。

 

先日自分軸手帳部運営のようこさんが 2019年から

仕事の1年間の目標と振り返りを書いているとツイートされていました。

 

私は、部署単位では年間目標を立てていたけど、
個人単位では全然こんなふうに具体的に落とし込んだことはなかったので、真似したいと思います!

 

こういう、いいところはお互いどんどん真似できるところが自分軸手帳部の素晴らしいところだと思います。
真似されて怒るような心狭い人いないしね。むしろ真似されたら嬉しいし。

これで今年意識したいことが一つ増えました。
今年は働き方や職場での立ち位置ももっと改善していきたいと思っているので、いいこと聞いた!って感じです。