公設学童に入らないという選択③
そんなわけで公設学童に入らずに乗り切ってみることを試してみたわけですが、うまくいかないこともたくさんありました。
・放課後クラブは初めは送迎必要
1つ大きな落とし穴だったのが、入学前の4月1日から登録すれば誰でも利用できるものの、1年生はゴールデンウィーク明けからしか学校から直接利用ができないと言う点でした。
そこは4月になるまで気づかなかったというか知らなかったところだったので、4月中は家に一回帰ってきてから毎日送迎するという形をとっていました。
今は、朝何時に帰宅するか約束しておいて、自分で帰ってきます。17時に学校を出ると、途中で公設学童の17時帰りの子達と一緒になることが多いので、たまに寄り道しながらワイワイ帰ってきています。
・放課後クラブの利用者は多くない
学内の放課後クラブは数年前に始まったもので、まだ利用者はそこまで多くないのです。
それまでこの小学校の共働き家庭は学童一択!だったため、我が家のように放課後クラブを学童代わりに使っているような人はあまりおらず、専業主婦家庭の人の子が結構多いです。
だからか、施設が充実している割に子供が少ないため先生たちの目が行き届いていて、宿題をちゃんと済ませてきたり、いろいろなアクティビティーができたりと予想外に良い部分もあるのですが、学童と違って毎日同じメンバーに会えるとという安心感はないのです。
1年生は初めは利用者が少なかったし、4月の段階から頻繁に利用していた長女は寂しい思いをしていたようです。
・公設学童に行きたい!と何度も懇願される
上記のような理由もあり、保育園の友達は全員公設学童のほうに通っていることもあり、初めの頃は特に、娘は疎外感を感じていたようです。民間学童に同じ学校から通っている子は今3人にいるのですが、4月の初めの段階ではまだ娘1人だったです。
民間学童のほうも学童と思っているし、他のクラブのほうも学童ようなものだと娘は認識していたので、4月の初め頃家の方角別に帰るときに学童に行く人は先に移動するらしいのですが「学童に行く人〜?」と呼ばれた時に立ってしまって先生方が混乱したり。
保育園からの仲の良い友達たちが学童での話をしていたり帰りに一緒に帰ったりする様子を見て「自分もそこに行きたい!」と強く思ったようで、「なんで私は行けないの?」と普通と違う選択をしたことを責められることもしばしば。
最近は民間学童が楽しくなってきたからか習い事が増えて放課後クラブに行く日が減ったからか、やっと言わなくなってきました。
私の方も、4月は二人の娘の学校・園の支度や送迎で片手間にしか仕事ができず、深夜に残業することも多かったので
「素直に学童に行かせて保育園に通わせていればこれまで通り仕事ができていたのに、なぜわざわざハードな選択をしたんだ…」とネガティヴになることもありました。
「やっぱり公設学童にも入っておこう」と思うかどうかの次のポイントはこの夏休みをどう乗り越えるかですかね。
放課後クラブは夏休みも開所していて、お弁当も食べられるのですが10〜18時と時間が短いのです。
民間学童は午前中から利用すると追加料金が発生するので、朝家でピアノや宿題を済ませて10時から放課後クラブ、お弁当食べて移動して13時から民間学童。
民間学童ない日は習い事あるので15時頃までに帰宅。といったスケジュールで過ごしていこうと思っているのですが、放課後クラブにどれだけ来る子がいるのかが全く読めないので、友達が少なかったりしたら「行きたくない」と言うかもしれません。
まぁでも、日中ならもう1人で学校や学童ぐらいだったら行き来できるし、家にいてもそんなにうるさくしないので仕事中長女1人だったら午前中くらい家にいても平気な気がします。
ただ私も仕事で出社や外出する時があるのでその時どうするかですね。
この夏休みこんな形でやってみてきつかったら、次の冬休みや来年の夏休みまでに公設学童を利用することにするかもです。その頃には私も出社する日が増えているかもしれませんし。